受験倍率について
公務員試験の倍率についてですが、一言で言うと高いです。
各試験種の平成19年度の倍率については人事院や各地方自治体のホームページ、また関係サイトでご確認いただくとわかると思いますが、10倍〜20倍はザラです。国家T種試験に至っては、年によって100倍を超える程の圧倒的倍率を誇ります。
これを聞くと「そ、そんなの受かんのか」とビビる方もいらっしゃると思いますが、正直言って倍率はあまり気にしなくても良いです。
もちろん受ける試験を選ぶ際のある程度の指標とするのはいいかもしれませんが、公務員試験というものは記念受験生がかなり多いということで有名です。
記念受験生とは、「来年度以降に合格を目標としている受験生」や、「どんなものか経験しておくことを目的としている受験生」や、「模試気分で気楽に受ける受験生」や「暇人」といった受験者層のことです。彼らは一般的に勉強が足りない、あるいはほとんど受験勉強しておりません。
公務員試験は1,2ヶ月適当に勉強して合格できるような試験ではありませんから、こういった記念受験生は基本的に無視していただいて結構です。そうすると、まともに勉強している人達を考慮に入れた実質的な倍率は、4〜5倍程度と考えて構いません。他にも、例えば国家T種試験などは試験日が他の試験とかぶりにくい時期に設定されている為、必然的に受験者数が増えて倍率が跳ね上がります。
公務員試験はこういった側面が強い試験なので、倍率の高さは確かに試験の難度と相関性がありますが、受験生の方はそんなことを気にせず粛々と目標に向け勉強していればいいんです。
公務員試験は、試験種にもよりますがだいたい教養、専門合わせて7割程度得点すれば合格できる試験です。目標得点としては8割程度を考えておいて、それに向けひたすら勉強する。そして試験の合格ラインを上回った人間が合格するのです。試験倍率なんて結果に過ぎません。こういう風に考えた方が気が楽になりますし、何より倍率なんて気にしている暇があったら、1問でも2問でも過去問を解いてください。
なお、余談ですが、平成17年度の広島市の採用試験における行政事務T種区分の最終競争倍率は、何と279倍という驚異的な倍率を誇りました。558人が受験して僅か2人が最終合格という超難関試験となった訳ですが、さすがにここまで来ると「倍率なんか気にするな♪」などという寝惚けた発言はできません。楽観的過ぎるとか以前にもうただのバカと思われちゃいますね。受験生にフクロにされます。まぁこういった例はあくまで稀なケースなので、倍率に関する話のネタ程度に。
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