受験倍率について

 公務員試験の倍率についてですが、一言で言うと高いです。

 各公務員種の直近年度の採用倍率については人事院や各地方自治体のホームページ、また関係サイトでご確認いただくとわかると思いますが、10倍〜20倍はザラです。国家公務員総合職に至っては、希望官庁への採用内定となる倍率は100倍を超える程の圧倒的倍率を誇ります。

 これを聞くと「そ、そんなの受かんのか」とビビる方もいらっしゃると思いますが、正直言って倍率はあまり気にしなくても良いです。というか、気にすべきではない。

 もちろん受験する職種を選ぶ際のある程度の指標とするのはいいかもしれませんが、公務員試験というものは記念受験生がかなり多いということで有名です。

 記念受験生とは、「来年度以降に合格を目標としている受験生」や、「どんなものか経験しておくことを目的としている受験生」や、「模試気分で気楽に受ける受験生」や「暇人」といった受験者層のことです。彼らは一般的に勉強が足りない、あるいはほとんど受験勉強しておりません。

 公務員試験は1、2ヶ月程度適当に勉強して合格できるような簡単なものではありませんから、こういった記念受験生は基本的に無視していただいて結構です。そうすると、まともに勉強している人達を考慮に入れた実質的な倍率は、4〜5倍程度と考えて構いません。他にも、例えば国家公務員総合職などは試験日が他の公務員試験とかぶりにくい時期に設定されている為、必然的に受験者数が増えて倍率が跳ね上がります。

 倍率の高さは確かに試験の難度と相関性がありますが、このように公務員試験というものはそもそも数字としての倍率が高くなる性質のものだと割り切って、受験生の方は粛々と目標に向け勉強していればいいんです。

 公務員試験は、職種にもよりますがだいたい教養、専門合わせて7割程度得点すれば合格できる試験です。目標得点としては8割程度を考えておいて、それに向けひたすら勉強する。そして合格ラインを上回った人間が合格するのです。受験倍率なんて結果に過ぎません。こういう風に考えた方が気が楽になりますし、何より倍率なんて気にしている暇があったら、1問でも2問でも過去問を解いてください。

 なお、余談ですが、平成17年度の広島市の採用試験における行政事務T種区分の最終競争倍率は、何と279倍という驚異的な倍率を誇りました。558人が受験して僅か2人が最終合格という超難関となった訳ですが、さすがにここまで来ると「倍率なんか気にするな♪」などという寝惚けた発言はできません。楽観的過ぎるとか以前にもうただのバカと思われちゃいますね。受験生にフクロにされます。まぁこういった例はあくまで稀なケースなので、倍率に関する話のネタ程度に。

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