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地方公務員上級試験

 地方公務員上級については、各都道府県で採用試験内容(出題科目、出題数、配点比率等)や受験資格、採用の流れが異なります。なので、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のサイトにある地方公務員採用試験案内のページから志望自治体の正確な試験情報をご確認いただきたいところですが、当サイトでも軽くその内容について触れておきましょう。

 まず、地方公務員上級の1次試験における多肢選択式の筆記試験については、多くの自治体が外部の公益法人に試験問題作成を委託していますが、出題数、出題科目、出題内容によって「全国型」、「関東型」、「中部北陸型」などに分かれています。(詳しくは地方上級-科目別出題数参照。)

 各自治体により試験問題の内容は異なり、一般的に合格ボーダーラインなどについては公表されていません。そのため、正確なところはわかりませんが、地域によって合格ラインはかなり差があると考えられます。

 志望者数が非常に多いのに採用予定者数が極端に少ないような自治体では、当然、合格ボーダーラインは高くなるでしょうし、逆の場合は低くなるでしょう。

 いずれにせよ、国家公務員一般職の筆記試験で7〜8割得点できる実力があれば、地方公務員上級試験でも十分戦えると思います。実質的には専門試験で8割程度得点すれば、教養試験は5〜6割程度でも合格できるでしょうが、目標は高いほうがよいに決まっています。あくまで目安ですが、合格ラインを意識しつつ、目標に向けてしっかり対策しましょう。

 また、地方公務員上級の2次以降で実施される人物試験についてですが、地方公務員採用試験においては、何か問題がない限り、最終合格者はほぼ間違いなく採用されるため、2次試験以降で実施される人物試験は一般的にポジティブチェック(積極的に評価して採用する)の位置づけとなっています。

 ゆえに、2次試験において実施される論文試験や面接試験の配点比率は、国家公務員試験に比べると非常に大きいものになっており、各試験種目の配点を公表している自治体を見ても、2次の人物試験にかかる配点比率が総合計点数の5割以上に及ぶ自治体が多くを占めている状況です。

 したがって、合格順に採用していく地方公務員採用試験においては、1次の筆記試験が重要であることに変わりありませんが、2次以降の、特に面接・集団討論でもしっかり評価されないと最終合格は難しいため、人物試験も入念に対策をする必要があります。

 ということで、国家公務員でも地方公務員でも基本的な受験対策に大きな違いはありません。試験日程等をしっかり確認した上でスケジュールを立てて、第一志望先に重点を置いて戦略的に学習を進めることで、最終合格、そして採用内定を勝ち取りましょう。

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