クールビズ面接結論

 さて、冒頭で既に私が「どっちでもいいんじゃね?」と結論を述べているところに、ファーバー主事のダラダラと無駄に長い体験記からは「スーツが無難」といった結論が導かれているため、「いや、要するにどっちなの?」と混乱された方もいらっしゃるかもしれませんが、公務員試験対策室の公式見解はやはり「どっちでもいいんじゃね?」です。

 面接に臨む上では、自分を格好良く、美しく見せる服装であれば、それがベストです。個人的には、全身スーツ姿はやはり最も格好良い受験生スタイルだと思うし、受験シーズンが真夏でなければスーツ姿で人物試験に臨むのが至極自然だと思いますが、実際にはほとんどの公務員試験の人物試験が真夏のヘル・ヒートな季節に行われる訳です。

 それでも、クールビズのキャンペーンが始まるまでは、面接会場等はクーラーが利いているのが普通で、採用担当職員も原則スーツ姿だったので、受験生もスーツ姿が当たり前でした。しかし、クールビズのキャンペーンが始まってからは、基本的に室内の温度は高めに設定されるようになったので(というよりクーラーを抑えるためにクールビズが始まったので)、スーツ姿の受験生にとっては、以前よりも「暑さ」という苦痛を伴う環境で面接を受けることになったのです。

 そこで、「室温は高め設定で、職員も軽装だし、受験生も軽装でいいのでは?」という議論は自然に発生する訳ですが、ファーバー主事が受験した2005年度当時はやはりクールビズそのものがまだまだ社会に浸透しきっていませんでした。

 したがって、当時であれば、採用担当職員もクールビズとスーツが混在する状態であったので、「受験生もスーツが無難」という結論に至ったことについて決して間違いはありませんが、クールビズが始まって数年が経ち、現在クールビズはもはや当たり前の概念となりました。

 事実、真夏の時期にスーツ姿の官公庁職員を見ることはほとんどなくなったし、近年の各府省の受験案内や各府省サイトの採用ページにおける業務説明会や官庁訪問の案内においては、「職員は軽装での執務を励行しているので、受験生も軽装で結構です。」といった内容の服装に関する一文が示されるのが一般的となっています。

 もちろん、「絶対にクールビズで来い」と指示している訳ではないので、受験生が従来通りスーツ姿で面接等に参加することに対しては全く問題ありませんが、採用する側からすれば、空調の設定温度を高めに設定している中で、職員だけが軽装で、受験生にスーツ姿を求めるのは、いくら採用試験といえど受験生にとって酷な話です。理不尽です。

 よって、各府省は単純に「面接会場は暑いから軽装で来てもいいですよ。」と親切で受験生に案内しているだけなのです。

 人物試験において確かに見た目は重要であり、服装もその一要素ですが、何より人物試験は「人間を見る」試験です。なので、少なくとも国家公務員や都道府県庁レベルの人物試験においては、クールビズスタイルだろうがスーツ姿だろうが、常識的な格好をしていれば服装なんてものは面接の結果にほとんど全く影響しないと言っていいでしょう。

 万一、クールビズかスーツかの違いをその人間の面接評定基準の一つと考えているような採用担当者がいるとすれば、そんな人間を職員採用部署に置いている省庁の性質を疑います。そんな省庁はアレなので、そんなところに就職する必要は皆無です。(言いすぎ?) 

 だから受験生は、せっかくキメた髪型が汗で崩れてしまったり、シャツがビッショリ濡れてしまったり、暑さでテンションが下がったり、要するに絶好のコンディションを保つことに不安がある場合は、迷わずクールビズスタイルで人物試験に臨むべきです。

 一方で、やっぱり自分はスーツ姿が一番キマるから、暑さは我慢してスーツ姿で人物試験に臨もうという方は、是非ともスーツ姿で臨んでいただければと思います。スーツ姿はやっぱり、相手に真面目そうな印象やきちっとしている印象、また洗練された印象を与えますから。(スーツのサイズがビシッと合っていることが前提ですが。)

 まぁ、官庁訪問の場合は、各府省の建物内はもちろん、猛暑のなか外を歩きまわる機会も多いので、せっかくクールビズが始まったおかげで軽装で活動できる余地が生まれたんだから、無理をして全身スーツ姿で動き回る必要は無いんじゃないかな、とは思いますが。(建物内では全身スーツ姿にして、外を出歩くときはジャケットは脱いで片手に持ちながら活動する、という方法もありますが、それはそれでジャケットが邪魔ですからね。)

 面接において、「爽やかさ」は相手に与える印象として非常に重要な要素ですからね。爽やかさを保つ上でも、だらしなくない程度に涼しい格好で人物試験に臨むのは、むしろ相手に良い印象を与えるかもしれませんし。

 少なくともクールビズで来ていいよっていう案内がある官庁の面接等に参加する場合は、変に邪推せず素直にクールビズで行けばいいとは思いますけどね。 要するに、どっちでもいいんじゃね?

 なお、「俺はクールビズを追及して、下半身もクールビズで行くぜ!」だとか「面接官にお色気攻撃!魅了してあげるわ。」などと勢いあまって半ズボンや短パン、ミニスカート、又は何も履いていない状態で人物試験に臨まれた場合は、試験に落ちる、庁舎入り口付近の警備員等に捕まる、又は刑法第174条(公然猥褻罪:6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料)に抵触してしょっぴかれる等の恐れがありますので、悪しからず。いろんな意味でクール過ぎるので。

 あと、補足ですが、第1次の筆記試験にスーツ姿で臨む必要があるかどうかという議論もたまに出るようですが、少なくとも国家公務員や都道府県庁レベルの公務員試験においては、第1次試験で服装をチェックされるなどということはあり得ません。試験官の記憶に残ってしまうぐらいのあまりに奇抜な格好で受験するのは避けるべきだとは思いますが、涼しい格好や楽な服装など私服で大丈夫なので、筆記試験で実力を出し切る上でベストな服装で受験されることをおススメします。

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