何が見られるか(集団討論)

 集団討論(グループディスカッション)は、受験生が「集団の中でどのような振る舞いをするか、複数の他人と関わる際にどういう態度であるのか」を見ることを目的としています。

 協調性や社会性、バランス感覚、リーダーシップ、傾聴力、貢献度といった、いわゆる「複数人とのコミュニケーション能力」です。もっと簡単に言うと「いかに空気が読めるか」が見られるわけですね。場の空気を読む能力は、組織で働く上で最も要求される能力の一つだといえるでしょう。マジギレしてる上司の目の前で躊躇無くゲップする等の「空気の読めない人」は、自分だけでなく周りに迷惑をかけてしまう恐れが大きいので、組織としてはそういう人間はなるべく採用したくありませんからね。

 個別面接や集団面接においては、協調性やリーダーシップというものは、自己PR等の受験生のエピソード等から「推測」することしかできません。それが集団討論では、グループで実際に討論させる、集団でコミュニケーションを取らせることで、生で受験生の態度を見ることができるのです。

 集団討論を実施することによって、面接試験では確認しにくい、受験生の協調性・社会性(仲間とうまくコミュニケーションを取れるか)や積極性・リーダーシップ(自分の意見を主張し、議論をひっぱっていく能力があるか)や貢献度(課題解決に対してどれだけ貢献できるか)やバランス感覚・傾聴力(議論をまとめることができるか、他人の意見に耳を傾けることができるか)といったものを、直接評価できるわけですね。

 したがって、協調性やバランス感覚に欠ける受験生の場合、面接試験ではハッタリを通すことができたとしても、集団討論ではハッタリが通用しないので、集団討論という人物試験方式は試験官からすれば受験生の「素」を見抜く上で非常に有効な試験手法だと言えるでしょう。

 受験生にとっては、試験本番ではこれらのことを常に意識しながら、うまく立ち回る必要があります。

 もちろん、こういった対人能力だけでなく、与えられたテーマに対する知識や会話の論理性といった、個人能力も同時に評価される機会でもあるので、社会問題や行政課題、官庁の政策等について事前に必ず勉強しておく必要があります。

スポンサーリンク スポンサーリンク

>>「ポイント」へ

    
ホームサイト概要会議室意見交換室得点計算室リンクについてリンクページ問い合わせサイトマップ
Copyright (C) 公務員試験対策室 , All rights reserved.
omo