公務員試験 本試験過去問題集シリーズ

○公務員試験 本試験過去問題集シリーズ(TAC出版)
○公務員試験 最新過去5年本試験問題集シリーズ(LEC出版)
<対応科目>
  • 東京都T類B(行政・一般方式)
  • 特別区T類(事務)
  • 裁判所職員一般職(大卒程度)
  • 国税専門官
  • 労働基準監督管A
  • 国家一般職(大卒程度・行政)


○公務員試験 本試験過去問題集シリーズ

 いわゆる、教養(基礎能力)試験、専門試験、さらに記述論文を含め、本試験で出題された全ての年度別復元問題が過去数年分収録されている、本番想定学習を目的とした試験種別アウトプット用問題集のことです。

 本試験の問題が本試験と同じ並び順・出題数で収録されているため、時間を計って解くなど、まさに模試代わりに使える貴重な過去問集。複数年度の問題が混在している過去問500と異なり、本試験がほぼ完全に再現されているため、より忠実に本試験を想定した演習が可能です。

 同じようなものがTAC出版とLEC出版で出されているので、それぞれ違いを踏まえつつレビューします。

 まずTAC出版の「公務員試験 本試験過去問題集シリーズ」についてですが、本試験の問題が過去3年分掲載されています。巻頭には試験概要と直近3年間の各試験項目の出題テーマ一覧等が載っています。

 問題は各年度ごとに取り外し可能で、解答と解説を並べて見比べることができることから、復習がしやすい作りとなっています。

 過去問500と比較して、本書は解答の解説が詳しいのも特徴。アウトプット用教材は必ずしも解説が詳しい必要はありませんが、詳しいに越したことはありません。

 また、専門記述の回答例が載っている点も過去問500との相違点ですが、直近3年間のテーマが本試験で再度出題されるかどうかは微妙なところなので、記述試験の雰囲気の確認程度には使えます。

 ちなみに、本書は2014年度版までは本試験問題が過去5年間分収録されていましたが、2015年度版から収録数が過去3年分に減らされるというショッキングな改悪があり、受験生の怒りを買っていないか心配です。

 次に、同様のコンセプトで売られているLEC出版の「公務員試験 最新過去5年本試験問題集シリーズ」について。

 TACの本との大きな違いは、まずTACの本は本試験問題の収録が3年分であるのに対し、LECの本は5年分です。まぁ、すごく判りやすい違いですね。

 さらに、解答の解説がTACの本よりもLECの本の方がより詳しいです。LECのは「クイマス」レベルに丁寧で詳しいです。

 極めつけは、本試験問題の収録数でも解説の詳しさでも優位に立つLECの本の方が、TACの本より数百円安いです。どっちも問題集としては最高レベルにクソ高い高価な本なのでその値段にイラつくことに変わりはないですが、この差は大きい。

 なんつーか、LECの本がすごいというより、TACの本がマジで受験生を舐めてんのかと思う基本設定ですね。ここまでの情報だと、普通のセンス持った受験生なら1000人中999人はLECの本を選ぶんでしょうが、実はLECの本がTACの本に大きく劣っている点があります。

 何かというと、収録問題の鮮度です。TACの本は最新年度分を収録したものが毎年新たに出版されるため、最新の出題傾向を掴めます。

 一方LECの本は、2011年に発行されて以降、最新版が出ていません。それゆえ品切れとなっている試験種もあり、Amazon等で「頭おかしいんじゃないの!?」ってぐらい高値で取引されてます。

 あと、TACの本が問題を年度別に取り外せるのに対し、LECの本は取り外せません。復習のし易さではTACの本に軍配ですが、上記の違いに比べれば瑣末な問題です。

 ということで、TAC本とLEC本のどちらを使うかは好みですが、直近の傾向を掴みたいならTAC本演習量ならLEC本、といったところでしょうか。いずれにしても、学習の総点検として、また、本試験のシミュレーションとして使うにはこれら本試験過去問題集は非常に利用価値があるので、特に模試をあまり受けていない受験生に利用を推奨いたします。

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