勉強開始時期について

 「そりゃ早い方がいいだろ」と即答される方がいるでしょうが、概ねその通りです。公務員試験勉強はできるだけ早い時期に開始した方がいいでしょう。というか、思いついたらすぐに学習を開始すべきです。国家公務員総合職等の難関職種を志望するならなおさらです。しかし、注意点があります。

 早い時期に勉強を始めるといっても、例えば大学1年や2年から遊ぶ間も惜しんで毎日ガリガリ勉強するというスタイルは絶対お勧めできません

 いいですか?大学という場所は勉強する場所です。それについては異論ありません。が、大学生活というものは、大いに遊びまくる社会勉強する期間でもあります。サークル活動もよし。バイト生活もよし。恋愛もよし。アルコール浴びるのもよし。せっかく自分で勝ち取りまたご両親が与えてくれた大学生活という黄金期を、公務員受験勉強でほとんど潰してしまうなんて、あまりにもったいない、というか愚の極みです。

 大学の1年や2年の間は、きちんと単位を取りつつも思いっきり有意義に過ごすということに力を注ぐべきです。例えば大学1年生から公務員試験勉強を開始し、必死で卒業まで学習し続けて第一志望の公務員試験の1次に合格したとしましょう。で、2次の面接で面接官に質問されるのです。

 「大学生活で、一番力を入れたことは何ですか?」

 「一番記憶に残っていることは何ですか?」

 これはどの公務員種でも面接でほぼ確実に出る質問です。このとき「公務員受験勉強です!!」と胸を張って答えようものなら、面接官の表情がひきつる、あるいは眉間にしわがよる等の「できれば見たくない反応」を目にすることになるでしょう。

 「面接なんて、どれほど嘘で固めれるかどうかだ」などと思っている受験生の方もいるかもしれませんが、面接官を侮ってはいけません。彼らはさすがに人事を任されていることだけあって、かなり鋭い感性を持っています。映画のオーディションで合格するレベルの演技力を持った方ならまだしも、常人レベルの演技力程度ではまず嘘は見抜かれると考えてください。

 そして何より面接時には、「人間力」を問われます。人間力とは、例えば「行動力」や「対人能力」、「自己統制力」等といったものです。こういうものは一朝一夕で身に付けることのできるものではありません。様々な経験を通して時間をかけて徐々に培われてゆくものです。社会に出れば嫌でも身についてゆくものですが、大学生活の過ごし方によっても十分養うことができますし、受験を考えるなら学生のうちに養わなければなりません。

 以上のような理由から、もし大学1年生や2年生という早い時期から公務員受験勉強を始めようという志の高い方も、きちんと大学生活を満喫しながら受験勉強に時間を割く、といった程度に考えるべきです。「余計なお世話だ!」と思われる方もいるかもしれませんが、公務員試験は大学3年生から勉強を開始しても十分間に合う試験です。むしろだらだら時間をかけて学習するよりも、1年間で集中的に知識を定着させる、といった方が効率的かもしれません。

 学習を開始する時期はなるべく早い方がいいです。しかし、公務員試験は1年あれば合格できます。これを忘れず、有意義な大学生活を送るようにしましょうね。

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