2011年1月 1日

第36回-謹賀新年2011-

アルテ室長:

 新年あけましておめでとうございます。

 連日の更新となるわけですが、本日は元旦だということで、室長である私から簡単に新年のご挨拶だけ差し上げようかなと思いまして、パソコンを開いた次第でございます。

 えー、現在たまたま暇なので、少しだけ、お話しをしたいと思います。

 当サイトに幾度か寄せられた質問に、「時事の勉強って、どうしたらいいんですか?」というものがあります。

 時事の勉強は、公務員試験に欠かせません。筆記試験はもちろん、面接試験や集団討論等の二次試験において、時事に関する知識は必ず要求されます。

 しかし、特に学生の公務員試験受験生の中には、生活に直接その影響が実感できないからか、なかなか時事に興味が持てず、学習に苦労する方がいらっしゃるようです。

 時事に興味がもてない人間にとって、いくら受験勉強とはいえ、日常的に新聞を読んだり、ネットでニュース記事を読んだり、時事関連の参考書を読んだりというのは、どうやら苦痛を伴うようです。

 そこで、そういった悩ましげな受験生に朗報

 「公務員採用試験まで1年~2年以上猶予があり、バイト等で稼いだ余裕資金がいくらかあり、インターネット環境が整っており、自己管理能力に長けている(これが一番重要)」方だけにオススメできる方法論なので、参考度としては最低レベルになりますが、私の知る限り最強の時事学習法がございますので、参考に紹介させていただきますね。あ、この時点ですこぶる嫌な予感がする方は、すぐにインターネットブラウザをシャットダウンしてくださいますようよろしくお願いします。

 まぁ、単刀直入に申しますと、その学習法とは、いわゆる「投資」です。あ、いや、えと、怒らないで。石を投げないでください。私は証券会社からのマワシモンでもなんでもありません。大丈夫、私はあなた方の味方です。落ち着いて。

 投資家というものは社会の動きに非常に敏感です。大国の要人の発言一つで株価や為替が大きく変動することはよくあることで、政治的要因、経済的要因、社会的要因、あらゆる時事情報が投資家心理にダイレクトに反映されます。

 特に株取引で良い結果を残したいのであれば、国際情勢に敏感になることはもちろん、個々の日本企業の事業内容や業績、財務状況、今後の成長性など、様々な情報を収集・分析しなければなりません。「この会社、名前もカッコイイしなんだか好印象なので株購入」みたいな感じで安直にお金突っ込んで、実は財務状況がクソだったその会社が倒産したら、貴重な投資資金は紙クズに変貌します。情報収集をしなければ、そして頭を使わなければ、高い確率で自分が損してしまいます。

 株式投資でも為替取引でもかまいません。とにかく、社会の動きによって変動する経済的指標が自らの資産に直接影響する事実が重要です。ネットではバーチャル株式投資といった、実際のお金を運用せずとも株取引を疑似体験できるサイトもありますが、人間というものは一般的に自分のお金がかかってきて初めて必死になる生き物です。俗物の私がいうのもなんですが、私自信が経験者なので間違いありません。バーチャルでやっても全然気持ちが入らねー。

 投資を始めれば、よほどの面倒くさがりかお金に無頓着な方でない限り、嫌でも毎日ニュースを見ることになります。そして、世界経済や社会情勢にものすごい敏感になります。時事知識のみならず、情報収集能力や分析能力が向上します。いや、マジで。

 ただ、既に述べたように、自己管理能力に自信の無い人は、絶対に投資に手を出してはいけません。それこそ、公務員試験勉強に必死にならないといけない時期に投資を始めて、そっちにハマッてしまって全く勉強が手につかないなんてことになれば本末転倒です。余裕資金が無い方も絶対始めないこと。生活費を削ってまで投資をするなんて馬鹿げています。私の友人で奨学金を全額株式に突っ込んで数十万儲けた天才バチ当たりがいましたが、まねしないように。あくまで自分の許せる範囲で、ちょっと遊ぶぐらいの心理状況で始めるべきです。

 そういう意味でこの時事学習法(投資)は、公務員試験の筆記対策に多くの時間を割かざるを得ない公務員志望者よりも、比較的筆記対策に負担がかからない民間志望の学生に強くオススメできると思います。株式投資が特にオススメですね。株取引だと、購入する銘柄を選択するプロセスで、多くの企業に詳しくなっちゃいます。マジで勝手に詳しくなります。どの会社がどんな製品を開発したとか、研究中だとか、特許申請したとか、海外展開がどうとか、場合によっては「社員よりも詳しいんじゃねーのか?」と思ってしまうぐらい詳しくなります。志望企業が上場してたらその株を買っちゃえばいいと思います(買えるのであれば)。日本経済新聞とか四季報とか素で読むようになると思うので、その習慣は就職準備の段階で大きなアドバンテージとなることはもちろん、社会に出てからも重宝するでしょう。

 何より、普通にやれば、パチンコや競馬などのギャンブルよりも格段にローリスクでお金を動かせるので、大学生にとってのお小遣い稼ぎとしても単純にオススメできます。ちなみに、「資産運用」とかいうレベルでの投資は、社会人になってからにした方がいいと思います。

 投資の具体的な始め方については勧誘っぽくなるのが嫌なので(モロ勧誘だろうが!などというツッコミは受け付けません)敢えて載せませんが、ネットで調べたら簡単に見つかる情報です。個人的には、SBI証券や楽天証券がオススメかな。

 なお、もし当該記事を読んで投資を始められたとして、何らかの損害を被られたとしても、当方一切の責任を負いかねますので、この先は自己判断、自己責任でお願い申し上げます。

 さて、ここまで当該記事を律儀に読んでいただいて、年始早々に「投資」とか言われてだいぶイラッときている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、何卒ご容赦いただきますようお願いいたします。いや、ほんとに、私のような勉強嫌いな人間でも、短期間ですげぇ時事通になったもんで、つい

 本年も、皆様の一層のご活躍、ご多幸を記念いたしまして、新年のご挨拶にかえさせていただきます。今後とも公務員試験対策室をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2010年12月31日

第35回-平成22年を振り返ってみる-

アルテ室長:

 どうもみなさんこんにちは!平成22年も大晦日ということで、みなさま、一年間お疲れ様でございました!

クラフト副室長:

 お疲れ様でした。

ファーバー主事:

 っした。

アルテ室長:

 てめぇらやる気だせや!

 はい、えー、一年間お疲れ様と申しましても、公務員受験生の皆様といたしましては、受験日まで概ね半年程度という、ここからが本番というか、大変な時期だと思うのですが、ひとまずお疲れ様ということで、本日、ご挨拶申し上げます次第でございます。

 前回更新から4か月以上空いてしまったわけですが、なんというか、年賀状を書いたりで忙しくてなかなか更新できませんでしたことを、お詫び申し上げます。

 ということで、年末ということで、せっかくなんで本年を軽く振り返ってみようではありませんか。副長、主事、よろしくお願いします。

クラフト副室長:

 お題の丸投げ、いつもながらありがとうございます。そうですねぇ、じゃあ、今年の世界の出来事で、印象的だったニュースをひとりずつ挙げてみましょうよ。

 俺は、やはり尖閣問題ですかねぇ。アレはほんとに印象的でした。いろいろ考えさせられましたね。

ファーバー主事:

 政府の対応がクソ過ぎて怒りに打ち震えましたからね。職場の先輩と一緒になって怒ってましたもん。「もう核武装するしかねー」などという危険思想をブチまける同僚も現れたぐらいですからね。

 「核兵器をもって、つくって、もちこもう」という有核三原則を提唱する先輩にはさすがのボクも戦慄を覚えましたから。

アルテ室長:

 漁船衝突画像が流出したときは、不謹慎かもしれないけど、ちょっとニンマリしちゃったもんな。「オイオイ、誰だよこれ流出させた英雄は!」ってなっちったからな。俺たち、愛国者だから。

クラフト副室長:

 中国というか、中国共産党に対して反吐が出ましたねぇ。反日デモにしても、あれ官製でしょ?もうホント、手のつけられない状態ですよアレは。

ファーバー主事:

 最近でいうと、中国四川省のテーマパークで建設されてたガンダムのパクリも衝撃的でしたね。あの黄色さはなんなんでしょうかね?職場のガンダム好きの先輩なんか、あのニュースを見て「俺のガンダムを侮辱するな!ぶっ殺してやる!」などと怒り狂ってましたからね。ちなみにその先輩は先述の有核三原則を提唱した方と同一人物です。

アルテ室長:

 その先輩、大丈夫か?公務員だろ?

 実際、私は中国が嫌いなわけではないから。三国志とか、中国拳法とか、チャイナドレスとか、素晴らしい独自文化を持ってるし。ただ、最近の中国の動きはさすがに目に余るんじゃないかなぁと。ホント、残念でならないよ。

 まぁ、これ以上中国批判関連の話しをすると、当局からサイバー攻撃を食らうおそれがあるので、これぐらいにしとこうよ。

クラフト副室長:

 ファーバー主事はどのニュースが一番印象に残ってる?

ファーバー主事:

 一つに絞るのは難しいなぁ。サッカーワールドカップの日本の活躍も印象的だったし、小惑星「イトカワ」から帰還した探査機「はやぶさ」には感動したし、チリの鉱山落盤事故の救出劇もすごかったし。最近の北朝鮮による韓国への砲撃事件はこれまた衝撃でしたし。 

 でもやっぱり、一番印象に残ってるのは、副長と同じ中国関連の話題になっちゃうなぁ。レアアースの輸出停滞だとか、中国人権活動家の劉暁波氏がノーベル平和賞を受けたことに対する中国によるノルウェーへの抗議だとか、「そりゃねぇだろ」って思うことが多々ありましたから。

アルテ室長:

 ちょ、もうマジでやめようよ。中国の話はもうこれぐらいにしとこうって言ったじゃん。どうすんだよ中国人からウイルスメールとか送られてきたら。おまえら責任取れよ。

クラフト副室長:

 いやいや、何ビビッてんすか室長。責任取るのは、管理人である室長に決まってるじゃないですか。部下のケツ拭きは上司の役目でしょ。どっしりと構えていてくださいよ。

アルテ室長:

 うるせー!ここんとこサイト運営に非協力的なおまえらがえらそうなこと言うんじゃねー。

 私はね、中国の態度にはもちろん腹たってるけど、現日本政権の弱腰外交にはもっと腹がたってるんだよ。「もっとうまくできただろうがっ」思うことばかりだよ。ロシア大統領のメドベージェフが北方領土に来たときは「調子に乗んなよコラァ!!」ってテレビに向かって吼えちゃったもんね。

 総理の「支持率1%になっても絶対辞めない」っていう発言に至っては、「あなたは民主主義というお言葉をご存知でしょうか?」って真顔で質問したくなったからな。

ファーバー主事:

 まぁまぁ、落ち着いて室長。室長が一番印象的だったニュースは何ですか?

アルテ室長:

 世界的な円高かな。あと、消費者金融大手の株式会社武富士の倒産かな。

クラフト副室長:

 円高は進みましたねぇ。前回の会議でも言ってましたしね。武富士の倒産が印象的なのはどうしてですか?

アルテ室長:

 武富士の株を80万円分持ってた私の先輩の茫然とした表情が忘れられないんだ。

クラフト副室長:

 そ、そうすか。それ悲惨ですね。

アルテ室長:

 私も3万円ぐらい損したしね。円高でかなり私の資産も打撃を受けたし。

ファーバー主事:

 ま、まぁこれぐらいにしときましょうよ今日は。みんな、一年間ほんと頑張りましたよ。

 ビジターの皆様、今年は本当にお疲れ様でした。なんか、尻すぼみの会議になっちゃって申し訳ありませんでした。

 来年も、なにとぞ公務員試験対策室をよろしくお願いいたします。

2010年8月14日

第34回-最近の経済情勢について-

アルテ室長:

 こんにちはみんな-!!おひさ!元気してる?私アルテ。公務員試験対策室の管理人やってまーす♪

 

 さて、狂ったように燃え盛る夏の太陽の日差しを受けたがゆえに頭のネジが熱で変形して4本程度脱落したんじゃないかと思われても何ら反論の余地が無い挨拶で始まった第34回会議。

 6月の国家Ⅱ種試験の受験日翌日の2700ユニークアクセスを頂点として、現在既にその3分の1程度まで順調にアクセス数が激減している公務員試験対策室ですが、本日久々に会議を開きたいと思います。

 来週に各種国家公務員試験の最終合格発表を控えており神経がピリピリしているような受験生様におかれましては、くれぐれも安易な気持ちでこのブログを読まないようにしてくださいね。記事を展開する際には最新の注意を払っているつもりですが、このサイトの性質上、読者に不快感を与えてしまうクズのような内容・表現・フレーズ等がいつ発現するか私には到底予想できませんので。

 ということで、本日はタイトルのとおり、最近の経済情勢について活発にディスカッションしたいと思います。副長、主事、よろしくな。

クラフト副室長:

 虫唾が走るような長い前フリありがとうございます室長。

ファーバー主事:

 「おひさ!」まで読んだ。

アルテ室長:

 おっと、どうしたのかな二人とも。冬眠中の両生類ぐらいテンションが低いじゃないか。そんなんじゃ最近の経済情勢なんて高尚な議題に対してディスカッションするなんてどだい無理な話だぞ?お盆といえばご先祖様の霊が還って来る大切な時期。そんなときこそシャキッとしないといけないじゃないか。

 ちなみに霊の話といえば、私は先日、怖いものみたさで「呪怨(じゅおん)」って映画をDVDで見て、シャキッとするどころかちびりそうになったのはナイショだからね。

クラフト副室長:

 すみません、頭がイカれそうなぐらい暑くて全然テンションが上がらないんですよ。正直、太陽なんて消えてしまえばいいのに、とさえ思いますもん。

ファーバー主事:

 まぁ、太陽が消えちゃうとボクたちみんな氷結して凍死しますけどね。いえ、ボクは元気ですよ。昨日から夏休みとって、エネルギー充電してますからね。

アルテ室長:

 地方公務員の夏休みって、どれぐらいあるの?

ファーバー主事:

 ボクのところは7月~9月の3か月間で3日ですね。3日のうち1日を昨日取ったということです。

アルテ室長:

 絶望的に少ないじゃん。大学生の夏休みなんて2か月もあるのに。

クラフト副室長:

 社会人ですから。学生と比較してもだめですから。

 まぁでも、夏休みとは別に年次有給休暇が20日以上あるわけですから、連続して休みを取ろうと思えば、部署の忙しさにもよりますが、結構取れるみたいですよ。自分の状況に合わせて適当に休みを取れって感じでしょ?

ファーバー主事:

 そうですね。朝起きて突然お腹が痛くなってトイレに駆け込んで「ラウンドワン!ファイッ!」することになって戦闘が思いのほか長引いて遅刻がほぼ確定したときでも、始業時間前に電話で勤務先に何時間か休暇を願い出たら、普通に休めちゃえますからね。これは極端な例ですけど。

アルテ室長:

 フーン。やっぱりそこらへんは柔軟性があるのかな。

 まぁ、そんな聞く価値ゼロのどうでもいいことはさておいて、そろそろ最近の日本経済について話をしようよ。お前ら毎回無駄話が多過ぎてイライラするんだよね。それ以上に最近の日本経済の低迷ぶりにはイラついている私なんだけれども。

クラフト副室長:

 どうしたんですか。普段からややキレ気味の室長が、今日は特にラリッてるじゃないですか。毒電波でも受信したんですか?

アルテ室長:

 違うよ。あのね、私は君たちみたいなありきたりな生活を送ってる凡人どもと違って、株取引等を始めとする資産運用を活発に行っているの。なんていうか、資産家っていうの?まぁそういうアレなんだけれども、そういう人間からするとだね、やっぱり日本経済、世界経済の動きにはすごく敏感にならざるを得ないんだよね。わかる?で、私は日本人だし、やはりその、日本経済の影響を強く受けるわけなんだよね。わかる?

ファーバー主事:

 あれ?でも室長は以前なんか「資産運用したいけど運用するほどの資産がない」とか、別に聞いてもないのにどうでもいい室長個人の情報を垂れ流してたじゃないですか。運用するほどの資産ができたってことですか?

アルテ室長:

 はっはっは。鋭いじゃないかファーバー君。どこかトゲのある言い回しもさすがだ。

 まぁ、おっしゃるとおりで、ちょっと見栄張って申し訳なかったわけだけれども、私も二束三文程度ではあるけど、少しの財産を使ってようやく最近株取引ってのを始めたんだよね。なんつーか、景気減速も落ち着きつつあったし、「ここだ!」って感じで始めたわけだ。

 それがこの2、3日で保有株式の価値が15%程度暴落しちゃって、もうほんと、民主党と日本銀行にグングニルの槍を打ち込みたい気分になっちゃってるわけ。なんてことしてくれるんだと。私の出鼻をブチ折ってくれたんだよね。ブチ折るところかもぎ取られた感じかな。

クラフト副室長:

 先週は激動でしたね。円高が進んで日本の輸出関連企業がダメージを受ける中で注目された10日の金融政策決定会合で、日銀が出した結論が「とりあえず様子見」。その翌日抜群のタイミングでアメリカで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で米の中央銀行(FRB)が「事実上の金融緩和」を決定ですからね。円高は進むわ日本株は投げ売られるわで、憤死した個人投資家は少なくないのではないでしょうか。

ファーバー主事:

 安易に日銀や政府が市場介入するのはよくないっていう意見もあるみたいですけどね。無策ぶりに怒りを隠せない投資家の方が多いようですが。

アルテ室長:

 今の日本は外国に気を使いすぎなの。もうほんと白川総裁、つべこべ言わずさっさと金融政策を打ち出していただけませんか。これ以上私の株が下落するのを見てられません。これ以上私の財産がダメージを受けるようだと、私は白川大先生の藁人形を作って燃え盛る炎の中に投げ込まなければいけません。私はそんなことはしたくありません。

クラフト副室長:

 落ち着いてください室長。経済情勢についての議論とかハードルあげておきながら、株で損した室長のみっともない恨み言に終始してるじゃないですか。もうやめましょう。もっとこう、公務員試験受験生にとってプラスになる情報を扱いましょう。ね。

アルテ室長:

 そうだね。ごめんね。マジゴメン。

 ファーバー主事、なんかいい話ないの?

ファーバー主事:

 うーん、そうですね。経済事情とは直接関係ありませんけど、公務員試験の経済学科目に関するオススメの参考書情報とかいかがでしょうか。

 最近出版された本だと、多くの公務員受験生に支持されるあの「経済学入門塾」シリーズ(中央経済社)を手がける石川秀樹氏著の1項目3分でわかる 石川秀樹の経済学入門ゼミ(日本実業出版) が一押しですね。

 1項目3分で解るかどうかは置いといて、さすが石川秀樹先生、マクロ・ミクロ経済学の頻出分野がわずか222ページの中にインプット→基本問題→実践問題という流れで解りやすくコンパクトにまとめられています。収録問題は大卒程度公務員試験の実際の過去問が厳選されていて、かなり時間帯効果は高いと思いますよ。

 ただ、本が薄い分どうしても網羅性にかけるため、国Ⅱ地上の専門試験レベルに到達するには本書だけでは力不足。専門試験レベルを目指すのであれば、本書は基礎固めに使って、その後過去問集を使ってしっかりと演習を積む必要があると思います。一方で教養試験レベルには十分本書だけで到達できると思います。

クラフト副室長:

 特に教養試験のみの市役所を受ける受験生とかに有用だね。経済学は範囲が広いから参考書や問題集は分厚くなりがちで、なかなか今までそういう丁度いいボリュームの参考書がなかったような気がする。

アルテ室長:

 フーン。その本読んだら、私でも経済に強くなれるかな。株で儲けれるかな?

ファーバー主事:

 スンマセン。室長の需要にはちょっと合いそうにないので、ほか探してください。

アルテ室長:

 ケッ!

クラフト副室長:

 受験生のみんなも、株取引はしなくてもいいから、最近の経済情勢には常に敏感でいるようにしましょうね!視野が広がりますよ。では、また会う日まで。

2010年6月11日

第33回-公務員制度改革に対する思い-

アルテ室長:

 みなさん本日もお疲れ様です。公務員試験対策室長のアルテですこんばんは。

 ちょっと更新間隔が開いちゃった訳ですけれども、そんな当サイト事情なんて現在受験生のみなさんにとってはゾウリムシのせん毛程度も興味が無い話題だと存じ上げますので、今回は公務員採用試験に係るブルシットな話題について、受験生の皆様方に代わって当サイト職員全員体制で怒りを表明したいと思います。

クラフト副室長:

 6月は国家Ⅱ種地方上級レベルの大卒程度公務員を目指す方にとっての勝負の月ですね。みなさん不安や期待が入り乱れる月だと思いますが、中でも「怒り」の感情が強い受験生の方も多いのではないでしょうか。

ファーバー主事:

 なんていっても公務員制度改革ですよね。各種メディアで既に確認されている受験生の方も多いと思いますが、一般職国家公務員の2011年度新規採用が2009年度比で約4割抑制でしょ?(※参考「平成23年度の国家公務員の新規採用抑制の方針について」総務省ホームページより)

 受験生にとっては迷惑以外の何者でもないですよこの閣議決定は。

アルテ室長:

 私が受験生なら審議中の閣議室に裸足で飛び込んで「採用抑制反対!」って叫ぶよ。

クラフト副室長:

 入り口で取り押さえられてその後逮捕されます。

ファーバー主事:

 採用者数が抑制される一方で、大卒程度公務員試験の受験申込者数が軒並み増加していますからね。(※参考「平成22年度国家公務員採用Ⅱ種試験等の申込状況について」人事院記者発表資料より)

 国家Ⅱ種で20.3%増で、国税専門官に至っては過去最高の2万人超えですからね。競争倍率を考えると目眩がします。

アルテ室長:

 不況による民間企業の採用抑制が背景にあるんだろうけど、民間企業に採用増を訴えている国が自分のところで採用抑制だからね。筋が通らないよこれじゃ。

クラフト副室長:

 鳩山内閣が衆院選で掲げた公務員の「総人件費2割削減」と「定年まで働ける環境づくり」の両立なんてそもそも無理がある話なんですよ。天下りのあっせん禁止で定年前の退職者が減れば、人件費が逆に増えてしまうわけでしょ?それをカバーするために新規採用者数を減らすって、組織の高齢化をはじめ人事の停滞を招くことは避けられないと思うんですが。

ファーバー主事:

 「天下りが悪」っていう風潮にそもそもボクは疑問を覚えるわけですけど、天下りをなくすとしても、人事管理や給与体系についての議論を後回しにして「とにかく今すぐ天下りを根絶」なんてことすれば、副作用が起きることは容易に想像できると思うんですが。

アルテ室長:

 公約違反が当たり前になっている現政権だからね。この件についても無理に当初案にこだわらずに、柔軟に方向転換すればいいのに。というか、方向転換せざるを得ないんじゃないかな。

 それを許さない国民もいるんだろうけどね。

クラフト副室長:

 まぁこの記事では公務員制度改革の中の採用に関する限られた一面についての議論しかしていないから、その他いろいろ問題点だとか考えるべき点はあるけど、この件については本当に公務員受験生は可哀想だよね。

ファーバー主事:

 ボクが受験した年も、ちょうど団塊の世代が退職期を迎える直前期だったので、採用が抑制されて辛い思いをした記憶があるんですが、今回はその比じゃないですからね。

 しっかり勉強してきた人は自分の力を信じて、全力で試験に臨む以外にないと思います。他人事のような発言しかできず申し訳ないですが。

アルテ室長:

 2012年度からは国家公務員試験が新採用試験に以降する点も、受験生にとってはものすごい不安材料だろうね。

クラフト副室長:

 新採用試験についてはまだ詳細が明らかになっていないようですが、またそれについても本会議室で取り扱っていきたいですね。当ホームページの内容も大きく変更が必要になりそうですし。

ファーバー主事:

 ちなみに概要については、「採用試験の在り方を考える専門家会合」報告書のポイント」(※人事院ホームページより)にある通りです。参考程度に。

アルテ室長:

 ホームページの内容変更か・・・・実現できるだろうか・・・・・。

 っつーか、ホント今の政権与党には不満だらけだよ。

ファーバー主事:

 この前の民主党代表選挙も、完全に出来レースですもんね。

 「樽床(タルトコ)って誰!?」から始まりましたからね。

クラフト副室長:

 まぁ、菅さんに比べると圧倒的に知名度は低いわな。それは誰もが認めるところかと。

アルテ室長:

 は?何おまえらタルトコさん知らなかったの?マジで?あのタルトコだよ?小学校時代から少年野球などスポーツ万能でならし、当時野球部のなかった中学校時代にはサッカー部のキャプテンとして各種大会でも活躍した、あのタルトコさんを?若手議員集団である「ダッシュの会」の初代代表世話人のタルトコさんを知らないって?今年の5月14日には、衆議院環境委員長として地球温暖化対策基本法案の強行採決を主導したんだぞ?

 いや、キミたち、その無知ぶりは恥ずかしいよ?

クラフト副室長:

 明らかにwikipedia情報じゃないですか。っつーか室長は「タルトコ」って言いたいだけじゃないですか。

ファーバー主事:

 でもなんだかんだ言って現在は菅体制の元で国会対策委員長に就任してるからね。あの代表戦出馬は知名度アップに非常に効果的だったわけですから。民主党の有望株なんでしょう。

アルテ室長:

 いずれにしろ、日本を良くしてくれたら、我々国民は何の文句もないんだけれども。新内閣に頑張っていただきたいね。

 あまり良いニュースが無い昨今、ここまで公務員を目指して勉強を頑張ってこられた方、もう少しなので、体調に気をつけて頑張って下さいね。

2010年3月15日

第32回-自治体公務員の採用初日って...-

アルテ室長:

 本日もお疲れ様です。「もう、このまま休眠しちまうんじゃねーの?」と思われ始めたぐらいの時期に開催されるのがこの「会議室」。本日も、雑談したいと思います。

 いやぁ、もうすぐ4月ですね。公務員試験勉強が本格化する時期ですね。

クラフト副室長:

 去年公務員採用試験に合格された方は、この4月から公務員として働くわけですね。不安と期待、どちらの感情もあるでしょうが、ファーバー主事はその時期どうだった?

ファーバー主事:

 そうっすねぇ。もうほぼ4年前ですからね。ただはっきり覚えているのは、「マジで働きたくない」という強い気持ちですね。もっと学生でいたい。子供でいたい、ずっとトイザらスキッズ、みたいな。

アルテ室長:

 つまんねぇよ。

クラフト副室長:

 おまえに聞いたのが間違いだったよ。

ファーバー主事:

 ちなみに、日本トイザらス株式会社様のウェブサイトでの情報によると、

 「トイザらス」の「ら」だけが平仮名の理由は、『英語のロゴマークのToys"R"Usのうち、"R"のみが反転していることを受け、日本でも、日本語のロゴマークにこのニュアンスをどのように表現するかを考え、「ら」だけ平仮名にするという表記になりました。』

ということらしいです。やはり、何事にも理由があるんですね! 

アルテ室長:

 いや、別に聞いてないけどな。

ファーバー主事:

 いや、まぁ「マジで働きたくない」ってのはガッチガチの本音冗談として、ボクの場合は不安の方が大きかったですね。3月中頃には、もう自分が配属される部署名が判ってるんですけど、仕事内容が全然予想できなかったのもあるし、何より初めての社会人生活じゃないですか。人間関係とか、その辺がやっぱり気になりましたね。

クラフト副室長:

 4月に入庁して、初日はどんな感じだったの?

ファーバー主事:

 ボクの場合は、初日に入庁式があって、知事から直接辞令(自治体職員としての任命書)を交付されるんですけど、その後軽く人事課から研修を受けて、その日のうちに自分の配属先に案内されて、自分の椅子に座りましたね。

アルテ室長:

 で、ファーバーの席には花瓶が置かれていたと。

ファーバー主事:

 おもいっきりイジメじゃないですか。初日からそんな過酷な試練はないし、何よりその手法はちょっと古くないですか?

 いや、でも初日からいきなり自分の事務分担を伝えられて、自分の机の上にある電話が鳴ったら、いきなり取らされたのはちょっとビビりましたね。事務の引き継ぎがまだだったのもあるけど、内容が全然解らなかったから、電話での対応もぎこちないし。

アルテ室長:

 もうその日から社会人なんだから電話ぐらい自分で取るのは当たり前だろ。堂々と対応すりゃいいんだよ。「はい、課長ですが何か?」ぐらい発言する意気込みが欲しいよね。

クラフト副室長:

 確実に怒られますから。初日から「あいつはヤバイ」ってなるから。

 っつーか、初日からいきなり業務させられたの?研修期間とかはなかったの?

ファーバー主事:

 初日に軽い研修がありましたが、その後は即、現場でしたね。新規採用者全員を集めてのまともな研修は、業務に就いてから数週間後に行われました。そういう意味で、ある程度研修期間を経てから現場に就くことが一般的とされる大手民間企業とは異なる点ではありますね。

アルテ室長:

 いきなり現場に放り込まれるわけか。結構シビアだね。でも、周りの先輩とか上司が助けてくれるんでしょ?楽勝でしょ?

ファーバー主事:

 確かに助けてくれますが、周りの人間も異動してきた直後で自分のことでいっぱいいっぱいだったりするので、手取り足取り教えてくれませんでしたよ。だから初日から変な汗が出るぐらいしんどかったです。業務に就いてから1週間ぐらいは普通に残業しましたから。

クラフト副室長:

 部署にもよるかもしれないけど、基本的には即戦力を求めているようだね。

ファーバー主事:

 そうですね。しっかり事務分担が与えられますから。そういう意味では、「まぁ、新規採用者だし、難しいことはさせられないでしょ。周りも助けてくれるだろうし、最初は気ィ抜いてらっくにいきますか♪」みたいな感じで余裕ぶっこいてたら、初日に半泣きになる危険性がありますので、そのへんは注意が必要です。

アルテ室長:

 まぁ、普通は社会人初日には気を引き締めて臨む人がほとんどだろうから、ファーバー主事に言われるまでもないだろうけどね。仕事を任せられる、という意味では、やりがいはありそうでいい感じだね。

 ちなみに私は、やりがいよりもカネが欲しいけどね。

クラフト副室長:

 クズですね。逆にすがすがしいです。

ファーバー主事:

 公務員は、給料は期待すべきではありませんからね。割に合ってるとは思うけど。

アルテ室長:

 割に合ってるって言える仕事は、恵まれてると思うよ?まぁ、私は君たちとは違う路線で、いつか一発当ててやるもんね!

 新社会人の方も、今年受験される方も、希望を持って前へ進みましょうね。私も、負けませんから、ともに頑張りましょう!

2010年2月12日

第31回-最近の公務員試験事情について-

アルテ室長:

 いろいろと厳しい社会情勢の中、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。JALの株をおもいっくそ空売りしときゃよかったと大後悔しているアルテですこんばんは。

 公務員受験生の皆様におかれましては、現在はフルスロットル、またはアクセルベタ踏み状態だと思われますので、受験勉強時間を割いてまでこの会議の内容を見ていただく必要は全く無いわけでございますが、勝手に会議を実施させていただきたいと思います。気分転換にでもどうぞ。

 で、なんか話題ある?

クラフト副室長:

 たまには無駄を省いた会議にしましょう。

 さて、人事院から平成22年度の国家公務員採用試験の施行計画が発表されています。

 要点としては、国家Ⅰ種は第1次試験日が5月2日(日)(申込受付期間4月1日(木)~4月8日(木))、国家Ⅱ種は第1次試験日が6月20日(日)(申込受付期間4月10日(土)~4月21日(水))、国家Ⅲ種は第1次試験日が9月5日(日)(申込受付期間6月22日(火)~6月29日(火))となっています。

ファーバー主事:

 Ⅰ種試験、Ⅱ種試験、国税専門官、労働基準監督官、法務教官は2月1日(月)から受験申込用紙の配布が始まっておりますので、ゲットですよ。申込み忘れのないよう注意してくださいね。

 詳細は人事院のホームページ等で必ず確認してくださいね。間違ってるかもしれないので。

アルテ室長:

 試験方法等の平成22年度の主な改正も発表されてるね。Ⅰ種試験のインターネット申込が可能になったことは、まぁどうでもいいとして、Ⅲ種試験がいろいろな区分を休止しまくってるのが気にかかるね。

クラフト副室長:

 エグいぐらい人減らす気マンマンですね。特に技術系減らし過ぎですね。

ファーバー主事:

 東洋経済かなんかの記事で見たんですが、今年の学生の就職人気ランキング第1位は大手有名企業ではなく、「公務員」らしいじゃないですか。不況を受けての雇用不安が「安定志向」に走る新卒学生を増加させているようですね。

 採用予定者数が減って人気が上昇。受験倍率の上昇が気になるところですね。

アルテ室長:

 受験生にとってはイラッとくる事実かもしれないけど、公務員は合コンでは大人気らしいから、そこらへんをモチベーションの一つとして、プラス思考で勉強するが吉だね。

 えー、他にもいろいろネタはあるわけですが、たまにはスッキリ終わりますね♪軽すぎるテンションで余計にイラついた受験生の方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴメンね♪

 みんな、この時期が勝負です。がんばってくださいね!

2010年1月 4日

第30回-謹賀新年2010-

アルテ室長・クラフト副室長・ファーバー主事:

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

アルテ室長:

 はい!ということで、記念すべき第30回目の会議が去年の年始挨拶の回冒頭のコピペから始まったわけですが、受験生の皆様、お正月は過去問解きまくったでしょうか?

 久々のメンバー3人による会議を開きたいと思います。

クラフト副室長:

 年始から過去問解きまくるとか、そういうデリカシーのない発言はさすが室長ですね。

アルテ室長:

 受験生にとっては正月も心から楽しめないだろうからね。おまえたちもそういう苦く甘酸っぱい経験があるはずだ。そうでしょ?

ファーバー主事:

 甘酸っぱくはないですけど、大学受験とかでも、そういう経験はありますよね。ボクも公務員受験生の頃は、正月がんばったもんなぁ。

アルテ室長:

 おまえはその頃いただきストリートに必死だったんだろうが!イタストのプレイにがんばってたんだろうが!

ファーバー主事:

 へへ、覚えてましたか。

クラフト副室長:

 どうしたんですか室長。年始だというのに、えらくゴキゲン斜めじゃないですか。アレですか?年賀状が一枚も来なかったとか、そういうアレですか?

アルテ室長:

 来たわ!年賀状も年賀メールも、まぁ想定内の数だけど来たわ!

 いや、まぁ、アレだよ。去年の末ごろにさ、我がサイトから、出したじゃん?その本がさ、Amazonのページでイマイチな評価なんだよね。知ってるでしょ?

クラフト副室長:

 イマイチっつーか、まぁ酷評が目立ちますよねボロクソですよね(爆笑)

ファーバー主事:

 評価がパックリ割れてますもんね。ボーリングで言うと、7番と10番のピンが残ったスプリット、いわゆるスネークアイの状態ですよね。

アルテ室長:

 いや、それは知らないけど。そんなボーリングの専門用語で言われても。それがうまい例えなのかどうかすらわからないよ

ファーバー主事:

 スプリットの中でも、最も取ることが難しいスプリットです。スネークアイをスペアできたら、是非ともご報告願います。

アルテ室長:

 いや、しらねーよ。報告は必要ないよ。

 いやね、まぁ、勉強本っていうのは、賛否両論があるものであることは私も自覚してるの。それはもう、仕方ないの。

 でもさ、まず最初の酷評で、「サイトの二番煎じ」だぜ?本の内容をきちんと読んだとは思えない感想だよ。副長、どう思う?

クラフト副室長:

 はっはっは。いやぁ、うまいこというじゃないですか。ベタ褒めじゃないですか。

ファーバー主事:

 ちがうちがう。けなされてますから。ちゃんとフォローしてやってくださいよ副長。

 サイトの筆記試験対策を担当しているボクがいうから間違いありませんよ。少なくとも筆記試験対策の部分については、本の方が上です。本に比べりゃサイトなんてクソです。ワラジムシのフン以下ですよ。

アルテ室長:

 いや、言いすぎだろ。わざとらし過ぎる上に、サイトを落とし過ぎだから。それはそれで困るから。

 まぁそのレビューはひとまず置いといてだな。もう一つのキッツイレビューだよ。レビュータイトルが「買うだけ無駄」だよ?悪意丸出しじゃねーか。これ下手すりゃ営業妨害だよ。我々というよりはどっちかっつーと出版社から何らかのアクションがあるかもしれないよ。

クラフト副室長:

 いやぁ、言論の自由は守られるべきですからね。我々も、いろいろな本をレビューしているわけですし。ネットショッピングのレビューっていうのはそもそもそういう側面を持つものですから、致し方ないですよ。

 ただひとつ気になるのは、今年度の公務員試験合格者が、なぜ去年の12月末に発売の本書を、試験勉強が終わったにもかかわらずわざわざこの時期に読んでわざわざamazonに「買うな!」的なレビューを寄せているのか、疑問ですね。俺なら合格したら、もうどうでもよくなるけどな。

ファーバー主事:

 そうですね(笑)その評価者のレビュー履歴を見ても、これ1冊しかレビューしてないですからね。初めてのレビューがこの本で、しかも酷評ですからね。

 室長、なんか誰かに恨まれるような悪いことしたんじゃないですか?明らかに公務員試験対策室に対する反動勢力のしわざじゃないですか。

アルテ室長:

 はっはっは!まぁ、思い当たる節があり過ぎて絞れないよ。

 えーっと、ゴメン!マジゴメン!な!なんかムカツクことやってたらゴメンな!ソーリー!

クラフト副室長:

 うぜー!いや、まぁ元気出してくださいよ室長。

 まぁ、悪いレビューにしろ良い方のレビューにしろ、この時期に既に本書にレビューが付いているのが個人的には不思議ですけどね。浪人生ならまだしも、一通り受験勉強を終えてない段階で、こういった勉強本を評価するのは難しい、というか、本試験が終わってから評価したらいいのに、と思うんですよね。

ファーバー主事:

 そうですよね。この時期に結論出さなくても、みたいなのはありますね。っていうか、★1つの評価は露骨ですねw

 大丈夫ですよ室長。個人的には、あの本に書いてある内容のことを実戦すれば、絶対合格できると思いますし。出す前にボクだけじゃなく多くの合格者に読んで評価してもらってるんだから、自信持ちましょうよ。ね!

アルテ室長:

 ファーバー、おまえフォローうまくなったな。でも、多くの人間から意見出されたらまとめんの大変なんだよ?これホントに。

 っていうか、この時期に良い評価をしてくれてるユーザーの人、ホントありがとね。たぶんあまりの酷評に可愛そうになって、敢えてレビュー寄せてくれてるんだろうな。

 あくまで本の内容は参考に、自分のペースで勉強してくださいね!

クラフト副室長:

 まぁ、本の話はこれぐらいでいいでしょう。室長、サイトの人物試験対策のコンテンツ、まだ途中ですよね。そろそろ更新してくれませんか。記事はできてるんですから。

アルテ室長:

 待て。それは待て。ちょっと、忙しいから。もうちょい待って。こう、年始はさ。ね?いろいろ忙しいじゃん?

ファーバー主事:

 えーと、はい、まぁそんなこんなでいろいろ面白いネタは今年も発信していく予定みたいなので、皆様、本年も何卒公務員試験対策室をよろしくお願い申し上げますね~!!

2009年12月18日

第29回-公務員試験 合格は「要領」で決まる!-

アルテ室長:

 みなさん、お久しぶりです。オッス。公務員試験対策室長のアルテですこんばんは。

 えー、副長も主事も忙しいので、なかなか定期的に会議を開くことは難しいわけで、今回は私ひとりです。いや、私も忙しいんですが?サイト管理者ですからね。それは私が頑張らないと。無理をしてでも。

 ってことで、ひとりでしゃべります。独り会議です。「それって、会議じゃないよね?」という意見は無視しますので、よろしくお願いします。

 で、いきなりなんですが、公務員試験対策室著の、本が出ます

 本の名前は、タイトルどおり『公務員試験 合格は「要領」で決まる! 』です。日本実業出版社様から出版されます。

 発売日は、えー、いつだっけ。クリスマスかな?たぶん、そのあたりに出ます。

 まぁ、宣伝?宣伝とかね、あまり露骨にするとね、ねぇ?いやらしいというか?本を買えっていう風にはまぁ、言いにくいわけで?ただ、私の立場上?室長という立場上は、ねぇ?そりゃ、しますよね。宣伝は。やっぱり。そこはもう、ご理解いただきところで。

 内容としては、国家Ⅱ種・地方上級レベルの筆記試験対策が中心です。当サイトの筆記試験対策の内容を、整理し、新しい情報を加え、より洗練された情報としてまとめています。サイト管理者の立場としては、サイトの内容を明らかに上回る内容が書籍として発売されてしまうので、ちょっとシットな感は否めませんが、まぁ本ですからね。有料ですから。そこはまぁ、勘弁してやる。

 特に独学の方には、これはもう、お勧めですよ。いや、マジで。公務員試験対策室著の割には、結構真面目な内容に仕上げていますし。

 とまぁ、宣伝はこのくらいにしときますね。これ以上すると、まぁ、ウザくなるでしょ?いやもう、すでにウザイかもしれませんが、そこはもう、室長ですから。私は室長ですからね。公務員試験対策室長のアルテっていったら、まぁウザいのがデフォルトですからね。仕方ない。こういった役割は仕方ないと思うんです。すみません。メンゴ!

 ということで、よろしくお願いします。余裕があれば、是非手にとってみてください。

 サイトのほうも、更新滞っててごめんなさい。頑張ります。

2009年10月27日

第28回-平成21年度国家Ⅱ種試験の合格者数等-

アルテ室長:

 なんか、知らない間に10月が終わりそうなんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 お久しぶりの会議室です。

クラフト副室長:

 今までで最も更新間隔が開いたんじゃないですか?今度こそ更新停止だと思われた受験生の方もいらっしゃるでしょうね。会議室のみならず、サイト全体としても更新が滞ってますから。

ファーバー主事:

 管理人が死んだのかな、とか思った人もいるかもしれないですよね。

アルテ室長:

 まぁ実際、死にかけてるけどね。

 さて、そんなことはどうでもいいとして、今日はタイトルどおり、平成21年度国家Ⅱ種試験の合格者等について、軽く会議するよ。副長よろしく。

クラフト副室長:

 えー、人事院人材局の平成21年8月21日の記者発表資料によると、

 申込者数..........39,940人(12,685人)

 合格者数............5,199人(1,539人)

 倍  率...............7.7倍

 採用予定者数.....2,313人

という結果だったらしいですね。なお、()内は女性の内数です。

アルテ室長:

 フーン。倍率はそんなもんなんだね。

クラフト副室長:

 全体としてはこれぐらいみたいですね。ちなみに昨年度は、

 申込者数..........35,546人(11,195人)

 合格者数............5,299人(1,417人)

 倍  率...............6.7倍

 採用予定者数.....2,353人

といった感じです。

ファーバー主事:

 採用予定者数が微減の一方で、申込者数が4,000人以上増えたんですね。今年の不景気の影響でしょうか。

アルテ室長:

 それはありそうだね。景気回復の兆しはあるとかいうけど、日経平均株価も上がったり下がったり忙しいし、まだ先行き不透明だからね。迂闊に株式投資に手も出せないよ。

 まぁ、そもそも投資に手を出すための資金が無いけどね。

クラフト副室長:

 特筆すべきは、最終合格者数と採用予定者数の差ですよ。平成21年度の採用予定者数は、最終合格者数の45%程度ですよ。半分以上が無い内定になる計算だから、受験生の悲痛な声が聞こえてきそうですよ。

ファーバー主事:

 まぁ、その他国家公務員試験だとか地方公務員試験を併願受験している受験生が大半でしょうから、国Ⅱ無い内定の人が全て路頭に迷うわけではありませんけどね。

 それにしても、平成18年度は最終合格者数の60%程度は採用されていたわけですから、数年前に比べるとやっぱり公務員試験の採用状況は厳しくなっているのは間違いありませんね。

アルテ室長:

 来年はさらに採用予定者数が減るんでしょ?民主党が張り切ってるみたいだし。

クラフト副室長:

 確実に減るでしょうね。ただ、同時に公務員という職業の魅力も薄れてきているから、丁度いいぐらいになるんじゃないですか?わかりませんけど。

ファーバー主事:

 いずれにしろ、公務員受験生にとって明るい材料はあまりないですよね。

 現職公務員にとってもだけど。あー、クソ。つまんねぇな。

アルテ室長:

 まぁそう腐るなって。プラス思考にいこうよ。プラス思考で、徳川埋蔵金探そうよ。

クラフト副室長:

 がんばってください室長。

ファーバー主事:

 応援してます。

アルテ室長:

 なんだよノリの悪い奴等だな。そんなんじゃこの厳しい世の中を渡って行けないぞ。

夢を持とうぜ。な!

 公務員受験生のみなさんも、暗いニュースばかりでなかなかテンション上がらない毎日かもしれませんが、明るい未来を信じて、プラス思考でいきましょうね!

2009年8月31日

第27回-平成21年度国家公務員2種試験合格点等について-

アルテ室長:

 8月31日。とうとう政権交代となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

クラフト副室長:

 明日最終合格発表がある地方公務員上級受験者は、それどころじゃない人も多いんじゃないでしょうか。「政権交代なんてどうでもいい!まずは俺が公務員になれるかなれないかだ!」みたいな。

ファーバー主事:

 でも、公務員にとってこの政権交代はかなり他人事じゃないので、合格者はもちろん受験生も真剣に捉えるべき現実ですよ。現職公務員のボクとしては、マジで日本どうなっちゃうのか怖いですもん。ぶっちゃけ一番怖いのは自分の待遇面ですけど。

アルテ室長:

 まぁ、民主党のマニフェスト見ると、公務員にとったら「!?」みたいなものも盛りだくさんだからね。まぁ、ファーバー主事、ガンバ!

 さて、8月21日(金)に既に大卒程度公務員試験の多くが最終合格発表されていますが、同日に平均点等も国家公務員採用試験情報ナビにて公表されているので、本日はそいつを軽く分析してみましょう。

 全職種を分析するような時間もバイタリティも無いので、今回は国家2種の行政区分の結果についてワイワイ言いたいと思います。

 なお、本会議の記事を読む前に、第22回―国家公務員Ⅱ種試験を終えた人たちへーの記事を読むと、よりスムースに今回の記事を読んでいただけると思います。

ファーバー主事:

 えー、まずは平成21年度 国家公務員採用Ⅱ種試験の合格点及び平均点等一覧を見ていただくとわかると思いますが、行政近畿の点数が圧倒的ですね。

クラフト副室長:

 第1次試験の合格ボーダーラインを比較すると、最高の行政近畿(470点)と最低の行政四国(419点)で51点もの差があるんだね。

 一方最終合格点のボーダーを比較すると、最高の行政近畿(634点)と最低の行政沖縄(549点)で85点の差。

 もうどうしても国家公務員Ⅱ種試験に合格したい人は、沖縄で受けろといいたいぐらいの差だね。

アルテ室長:

 いや、点数で見ると確かにものすごい大きな差のように見えるけど、実際、素点でみるとどのぐらいの差なの?この点数ってあくまで標準点なんだよね?いったい配点の何割ぐらいとったら合格できるのかとか、いまいち判りにくいんだけど。

ファーバー主事:

 そうですね。そしたら、素点(標準点に変換する前のそのままの得点)で見て各試験種目において何点ぐらい得点すれば合格できるのか見てみましょう。

 平成21年度平均点等一覧と平成21年度の合格者決定方法から、最終合格点は下記のようにして導けます。

  • 教養択一標準点:X=10×2/8×{15×(x-25.115)/6.404+50}・・・①
  • 専門択一標準点:Y=10×4/8×{15×(y-19.379)/7.321+50}・・・②
  • 論文試験標準点:Z=10×1/8×{15×(z-4.063)/0.85+50}・・・③
  • 人物試験標準点:P:(A評価:107 B評価:83 C評価:57 D評価:31)
  • 第1次試験合格点=(X+Y)
  • 最終合格点=(X+Y+Z+P)
  • (x,y,z:各試験種目の素点、16≦x≦45、15≦y≦40、3≦z≦6)

 なお、各試験種目の基準点は教養択一が16点、専門択一が15点、論文試験が3点となっており、各試験種目のどれか一つでもこれらの点数を下回ると足きり不合格となります。

 また、人物試験においてE判定の人は筆記の得点にかかわらず即不合格です。

 例えば、教養択一で6割の27点、専門択一で7割の28点、論文試験で約7割の4点、人物試験でC評価だった場合、X=136.04、Y=338.32、Z=61.11、P=57となり、第一次試験合格点が474.36点、最終合格点が592.47点となります。この場合だとどの地域区分でも1次試験は突破できますが、行政近畿、行政中国、行政九州では最終合格できませんね。

 電卓かエクセルでも使って計算してみてください。

クラフト副室長:

 筆記の全てで7割得点したとしても、人物試験でC評価だったら行政近畿は最終合格できないということになるね。近畿レベル高ぇー。

アルテ室長:

 で、地域区分別の点数差はどれぐらいの差を意味するの?上の式だけじゃまだよくわからないんだけど。

ファーバー主事:

 ①式を微分すると、ΔX=10×2/8×15/6.404×Δxになりますよね。

 この式にΔx=1を代入すると、ΔX=5.855...になります。

 これはつまり、教養試験(多肢選択式)の素点が1点増えると、標準点は約5.86点増えるということを表しています。

 このことから、教養試験(多肢選択式)での素点1点は、標準点では約5.86点の重さを持つことがわかります。

 同様にして、②式からΔY=10.24...、③式からΔZ=22.05...というのが導かれますので、まとめると、

  • 教養択一の素点1点=標準点5.86点
  • 専門択一の素点1点=標準点10.2点
  • 論文試験の素点1点=標準点22.1点

 程度の重さがあることがわかりますね。

 よって、標準点で51点差だと教養択一で約9問、専門択一だと約5問ほどの差になります。

 85点差だと教養択一で約15問、専門択一だと8問以上の差になりますから、これは大変な差ですよ。

アルテ室長:

 微分うんぬんの話はよくわかんないから無視するとして、とにかく地域区分によってかなりヤバイ差があるということだね。前年度の結果を見ても、近畿、九州はガチでレベル高いね。ここで戦う受験生がホント不憫でならない。

クラフト副室長:

 区分別実施結果を見ると、九州は倍率の高さがボーダーラインを上げている最大の要因でしょうね。まぁこの結果表だと申込者数しかわからなくて実際の受験者数は把握できないから、実質的な倍率はわからないけど。

アルテ室長:

 いや、それだと沖縄の倍率の高さとボーダーの低さの説明がつかないよ。

クラフト副室長:

 あ、ホントだ。

ファーバー主事:

 まぁ、この差の要因を一つに求めるのは無理がありますね。都市と田舎の違いやその地域の景気状況等も影響しているでしょうし。まぁ、一番の要因はやはり受験倍率と受験生の質だとは思いますが。

アルテ室長:

 一つ言えることは、受験する区分はすげぇ慎重に選択する必要があるということだね。

クラフト副室長:

 あと、思いのほか論文試験の1点が重いね。

ファーバー主事:

 重いですね。ただ、受験者の得点のばらつき具合を示す指標である標準偏差が0.85と小さい値となっていることから、受験者の得点が平均点近くに多く分布している、つまり論文試験では受験者間であまり差が付いていないことが判ります。

 合格者のほとんどは3点や4点じゃないでしょうか。

クラフト副室長:

 人物試験では、A評価はC評価の倍ほどの得点があるんだね。その差は専門択一5問程度の重みがあるわけだから、人物試験で大逆転が狙える可能性を考えると、第1次試験がボーダーギリギリの受験生も決して諦めてはならないということが再確認できるね。

 ただ、人物試験では受験者の大多数がC評価というのが現実で、B評価やA評価はかなり少数みたい。

 だからやっぱり、筆記試験できっちり得点することが、最終合格への一番確実な方法だということだね。

ファーバー主事:

 最終合格については、その通りですね。ただ国2の場合、本当の勝負は官庁訪問にありますからね。圧倒的高得点で最終合格したとしても、官庁から内定を貰えなければ不合格と大差ないですから。

アルテ室長:

 今さらだけど、公務員になるのって、簡単じゃないんだね。

クラフト副室長:

 民主党はさらに公務員の人件費を削減するつもりみたいですからね。定数もさらに減って、受験倍率と合格点ボーダーラインはさらに上昇していくんじゃないでしょうか。

アルテ室長:

 ただ、業務量が減らないのに公務員の数が減って仕事がより忙しくなって、さらに給料も減らされて・・・公務員の魅力がものすごい勢いで薄れていく中、公務員志望者数が減って倍率はそれほど上がらないんじゃないの。むしろ。

ファーバー主事:

 ボクはそれを一番危惧しているんですよ。仕事は大変なのに給料は低いような仕事に、苦労してまで積極的に就こうと思う人なんてドMでも無い限りいないでしょ。このままだと、能力の高い人材はどんどん民間に流れていってしまいますよ。

アルテ室長:

 でも国民は、待遇面が悪かろうと、給料が低かろうと、それでも国民のために頑張るといった姿勢の公務員を求めているんだけどね。ボランティア精神溢れる人材を。

クラフト副室長:

 そんな人間、どれぐらいいるんでしょうかね。天然記念物クラスでしょ。

ファーバー主事:

 もちろん安定性や待遇面だけを求めて公務員になるような人材は必要無いし、国民や市民も許さないでしょう。ただ、「頑張ろう!」と思える程度のモチベーションを保つためには、ある程度の水準で対価が必要だと思います。

 何より、公務員の仕事って、そんなに軽いもんでしょうか?簡単な仕事もありますが、非常に複雑な業務もたくさんあります。当たり前ですが。

クラフト副室長:

 少なくとも、「行政」という国民や市民の生活に直接影響するような業務を行う公務員が、ボランティア精神はあるけれど法的判断も予算管理もできないアレな人間ばっかりだったら、それこそ日本は潰れてしまうからね。

アルテ室長:

 うーん、まぁ、そういうことを理解してくれる国民がどれほどいるかだよね。所詮人間は自己中心的な生き物なのだから。もちろん私も含めてね。

ファーバー主事:

 すみません、この辺でこの話は終わりにしましょう。これ以上議論になると、アンチ公務員の人たちからウイルスメールが送られてきそうですからね。

クラフト副室長:

 民間も大変だけど、このご時世、公務員も結構大変だね。

アルテ室長:

 さて、若干話が逸れたけど、国家公務員Ⅱ種行政区分の試験において、合格するにはどれぐらいの得点が必要なのか、また地域区分によってどの程度差があるのか、だいたい解っていただけたでしょうか。この実施結果からは他にもいろいろな事実が見えてくると思うので、余裕があれば受験生のみんなも是非分析してみてください。

 何か間違い等あればお手数ですがご連絡いただきますようお願いします。第27回はこれにて終了いたします。

2009/9/12追記・・・点数計算できるように得点計算室を設置しましたので、是非ご利用ください。

アルテより