第36回-謹賀新年2011-
アルテ室長:
新年あけましておめでとうございます。
連日の更新となるわけですが、本日は元旦だということで、室長である私から簡単に新年のご挨拶だけ差し上げようかなと思いまして、パソコンを開いた次第でございます。
えー、現在たまたま暇なので、少しだけ、お話しをしたいと思います。
当サイトに幾度か寄せられた質問に、「時事の勉強って、どうしたらいいんですか?」というものがあります。
時事の勉強は、公務員試験に欠かせません。筆記試験はもちろん、面接試験や集団討論等の二次試験において、時事に関する知識は必ず要求されます。
しかし、特に学生の公務員試験受験生の中には、生活に直接その影響が実感できないからか、なかなか時事に興味が持てず、学習に苦労する方がいらっしゃるようです。
時事に興味がもてない人間にとって、いくら受験勉強とはいえ、日常的に新聞を読んだり、ネットでニュース記事を読んだり、時事関連の参考書を読んだりというのは、どうやら苦痛を伴うようです。
そこで、そういった悩ましげな受験生に朗報。
「公務員採用試験まで1年~2年以上猶予があり、バイト等で稼いだ余裕資金がいくらかあり、インターネット環境が整っており、自己管理能力に長けている(これが一番重要)」方だけにオススメできる方法論なので、参考度としては最低レベルになりますが、私の知る限り最強の時事学習法がございますので、参考に紹介させていただきますね。あ、この時点ですこぶる嫌な予感がする方は、すぐにインターネットブラウザをシャットダウンしてくださいますようよろしくお願いします。
まぁ、単刀直入に申しますと、その学習法とは、いわゆる「投資」です。あ、いや、えと、怒らないで。石を投げないでください。私は証券会社からのマワシモンでもなんでもありません。大丈夫、私はあなた方の味方です。落ち着いて。
投資家というものは社会の動きに非常に敏感です。大国の要人の発言一つで株価や為替が大きく変動することはよくあることで、政治的要因、経済的要因、社会的要因、あらゆる時事情報が投資家心理にダイレクトに反映されます。
特に株取引で良い結果を残したいのであれば、国際情勢に敏感になることはもちろん、個々の日本企業の事業内容や業績、財務状況、今後の成長性など、様々な情報を収集・分析しなければなりません。「この会社、名前もカッコイイしなんだか好印象なので株購入」みたいな感じで安直にお金突っ込んで、実は財務状況がズタボロだったその会社が倒産したら、貴重な投資資金は紙クズに変貌します。情報収集をしなければ、そして頭を使わなければ、高い確率で自分が損してしまいます。
株式投資でも為替取引でもかまいません。とにかく、社会の動きによって変動する経済的指標が自らの資産に直接影響する事実が重要です。ネットではバーチャル株式投資といった、実際のお金を運用せずとも株取引を疑似体験できるサイトもありますが、人間というものは一般的に自分のお金がかかってきて初めて必死になる生き物です。俗物の私がいうのもなんですが、私自信が経験者なので間違いありません。バーチャルでやっても全然気持ちが入らねー。
投資を始めれば、よほどの面倒くさがりかお金に無頓着な方でない限り、嫌でも毎日ニュースを見ることになります。そして、世界経済や社会情勢にものすごい敏感になります。時事知識のみならず、情報収集能力や分析能力が向上します。いや、マジで。
ただ、既に述べたように、自己管理能力に自信の無い人は、絶対に投資に手を出してはいけません。それこそ、公務員試験勉強に必死にならないといけない時期に投資を始めて、そっちにハマッてしまって全く勉強が手につかないなんてことになれば本末転倒です。余裕資金が無い方も絶対始めないこと。生活費を削ってまで投資をするなんて馬鹿げています。私の友人で奨学金を全額株式に突っ込んで数十万儲けた天才バチ当たりがいましたが、まねしないように。あくまで自分の許せる範囲で、ちょっと遊ぶぐらいの心理状況で始めるべきです。
そういう意味でこの時事学習法(投資)は、公務員試験の筆記対策に多くの時間を割かざるを得ない公務員志望者よりも、比較的筆記対策に負担がかからない民間志望の学生に強くオススメできると思います。株式投資が特にオススメですね。株取引だと、購入する銘柄を選択するプロセスで、多くの企業に詳しくなっちゃいます。マジで勝手に詳しくなります。どの会社がどんな製品を開発したとか、研究中だとか、特許申請したとか、海外展開がどうとか、場合によっては「社員よりも詳しいんじゃねーのか?」と思ってしまうぐらい詳しくなります。志望企業が上場してたらその株を買っちゃえばいいと思います(買えるのであれば)。日本経済新聞とか四季報とか素で読むようになると思うので、その習慣は就職準備の段階で大きなアドバンテージとなることはもちろん、社会に出てからも重宝するでしょう。
何より、普通にやれば、パチンコや競馬などのギャンブルよりも格段にローリスクでお金を動かせるので、大学生にとってのお小遣い稼ぎとしても単純にオススメできます。ちなみに、「資産運用」とかいうレベルでの投資は、社会人になってからにした方がいいと思います。
投資の具体的な始め方については勧誘っぽくなるのが嫌なので(モロ勧誘だろうが!などというツッコミは受け付けません)敢えて載せませんが、ネットで調べたら簡単に見つかる情報です。個人的には、SBI証券や楽天証券がオススメかな。
なお、もし当該記事を読んで投資を始められたとして、何らかの損害を被られたとしても、当方一切の責任を負いかねますので、この先は自己判断、自己責任でお願い申し上げます。
さて、ここまで当該記事を律儀に読んでいただいて、年始早々に「投資」とか言われてだいぶイラッときている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、何卒ご容赦いただきますようお願いいたします。いや、ほんとに、私のような勉強嫌いな人間でも、短期間ですげぇ時事通になったもんで、つい。
本年も、皆様の一層のご活躍、ご多幸を記念いたしまして、新年のご挨拶にかえさせていただきます。今後とも公務員試験対策室をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
終