国(府省庁)の現状(人物評価)

 地方自治体では人物試験をより重視する動きがある一方で、国家公務員総合職(旧国家T種)や国家公務員一般職(旧国家U種)の2次試験、いわゆる人事院面接は、配点比率を見ても(国家総合職:20.0%、国家一般職:22.2%(いずれも行政))現時点ではネガティブチェック(公務員としてふさわしくない人物を落とす)の位置づけです。最終合格するためには、まずは1次の筆記で十分に得点することが最優先事項です。

 ただ皆様ご存じのとおり、最終合格すればほぼ全員採用される地方公務員試験とは異なり、国家公務員試験の多くは最終合格=採用ではありません。

 国の多くの機関では中央人事行政機関である人事院が一括して採用試験を行っているため、人事院主催の公務員試験に最終合格しただけではあくまで「国家公務員になる資格」を得たに過ぎません。

 実際に志望官庁に「採用」されるためには最終合格発表前の官庁訪問により直接官庁から内定を得るか、最終合格後の官庁別採用面接(実施される保証は無い)にて内定を獲得しないといけないのです。

 そして、この採用面接は点数なんてものは無関係のまさに民間の採用面接みたいなもので、集団面接もあれば圧迫面接もあるガチガチの人物試験です。内定を得るまでには4回も5回も面接を受けないといけないようなケースはザラです。

 また、国家専門職のうち、国税専門官(配点比率はいずれも22.2%)や、労働基準監督官及び法務教官(いずれも2次では合否判定のみ)等については、官庁訪問のような制度はありませんが、職務の性質上、一般的に行政事務よりも対人能力や交渉力的なものがより一層要求される職種なので、従来から人物重視で採用されていることは間違いありません。

 いずれの職種も、たとえ最終合格順位が低かったとしても、人物評価が高かった受験生は優先的に採用されるようです。

 以上から、国家公務員試験では従来からある程度人物評価体制が整っていたようですが、財政難に苦しむ現在、国も質の高い職員を採用するために今まで以上に人物選考に力を入れているようです。

スポンサーリンク スポンサーリンク

>>「対策の重要性」へ

    
ホームサイト概要会議室意見交換室得点計算室リンクについてリンクページ問い合わせサイトマップ
Copyright (C) 公務員試験対策室 , All rights reserved.
omo