公務員試験対策室トップ > 過去問を解くことの重要性

過去問の重要性

 前項の「公務員試験の勉強スタイル」で記述したことを乱暴にまとめると、要するに公務員受験勉強は過去問演習が全てだということです。

 予備校に通う場合は、「テキストやレジュメを見ながら授業を聞いて、それらを復習してから過去問演習に取り組む」という大学受験までの一般的勉強スタイルで学習することになりますが、公務員試験においては特に独学の場合、「最初に参考書や教科書をじっくり読み込んで、基礎知識を十分頭に詰め込んでから過去問演習」なんてゴキゲンなことやってる暇はありません。公務員試験に出題される科目数は約30科目です。「まず基本書を熟読!」なんて勉強の仕方では、途中で挫折するか、気付いたら試験の年齢制限を超えている等の悲惨な結末が待っているだけです。
 公務員受験勉強は、予備校、独学に限らず、過去問演習から入るのが最も効率的な学習法なのです。

 公務員試験では、出題される範囲はある程度限られています。ゆえに、過去の問題と類似した出題がされる傾向が強い試験なのです。近年の公務員試験は難化傾向にあるため、当然一昔前の出題傾向とはやや異なってきている面もありますが、それでも問題の内容が大幅に変わるなどといったことはありません。試験で問われるのはその科目における重要な箇所なのですから、出題範囲が絞られるのはむしろ自然なことですね。事実、本試験では過去に出題された問題を少しいじっただけの問題が多々見受けられます。

 そこで、「いきなり過去問なんて、解けるわけねーだろ」などとブチ切れの諸兄もいらっしゃると思いますが、解ける解けない依然に、そもそも解かずとも良いのです。既に述べたように、公務員受験勉強では「考える」よりも「覚える」作業が多い訳ですから、過去問集を覚える為の道具として利用するのです。具体的に言いますと、問題を読んでからすぐに答(解説)を読む、という作業を繰り返すのです。過去問集は、「実力を試す道具」ではなく、「知識を身につける道具」なのです。ある程度知識が定着してから力試しで取り組むのは、過去問ではなく模試です。参考書や教科書等の基本書をダラダラ読み込むよりも、「問があって答(解説)がある」といったクイズ形式で学習する方が内容が頭に入りやすい、というのは、学生時代誰しも経験したことだと思います。

 公務員試験勉強は、いきなり過去問。これが鉄則です。参考書等は過去問演習の補助教材として利用するようにしましょう。なお、新スーパー過去問ゼミ3(実務教育出版)のようなレジュメが付いた過去問集は、より効果的な学習ができるので、独学に適した過去問集として受験生に人気があります。内容の出来不出来は科目にもよりますが。

 さて、公務員試験勉強は過去問演習が先だと述べましたが、例外もあります。いくつか挙げますと、政治経済や国際関係などの時事的要素が強い科目や、経済原論、民法などの分量が多く考える部分が多い科目です。時事的要素が強い科目は、常に新しい知識が問われるという性質上、過去問演習が馴染まないですし、経済系科目や民法はとにかく範囲が広くややこしいため、ある程度の事前準備が必要であると言えるからです。

 ということで、予備校へ通うか独学で行くかを決めた後、予備校に通うことを決めた人はいいとして、独学で行くと決めた人が自分の志望する公務員試験の出題科目等を把握したら、次にすることは過去問題集を買いにいくことです。買いに行くのがめんどい人はamazonなり楽天なりでネット購入です。かと言って、何も考えずに本屋へ直行して適当に問題集を選んで買ってきたのでは、金と労力の無駄遣いです。過去問演習が最も大事だと言いましたが、これすなわち過去問題集選びが最も大事だということに直結します。

 公務員試験に合格するかどうかは、特に独学者においては、この問題集選びで半分ぐらい決まってしまいます。現在では、何の知識も無しに本屋に行くと、公務員試験の参考書や問題集は予備校出版のものから市販のものまで何十種類もあり、どれを買っていいか全然わかりません。非常に内容が整理されており解説も詳しい良書もあれば、何度解説を読んでも全く内容が掴めないカスみたいなダメな問題集が当然のように書店に並んでいます。何も知らずにそのゴミ同然のダメな問題集を購入し、「公務員試験ってすごい難しいなぁ」などと首を捻りながら不合格までの特急列車に知らない間に乗車しているという悲惨な状況に陥るのはあまりにも不幸ですよね。そんな不合格までの片道切符を間違って購入しないように、当サイトでは、各科目の学習法について、特にお勧めの問題集や参考書についての批評に力を入れて紹介しております。

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